Step1 契約前/リフォームニーズの発生〜計画段階の相談
マンションの効果的な防音床は?

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事例
マンションに住んでいる。現在の床はフローリングだが、子供が小さいことから音の問題で下階の住戸に迷惑をかけているようだ。床を防音効果の高い材料に替えたいのだが適切な材質はどれか、アドバイスがほしい。

コメント

  • マンションではフローリング騒音が近隣住戸とのトラブルになる場合が多い。マンションによってはフローリングを騒音の点から全面禁止しているところもあり、また、フローリングに交換する場合でも一定レベル以上の遮音性能を有するフローリングの使用を義務づけ、かつ近隣住戸の同意を得ることを要件としているところなど、一定の制約を設けているのが一般的。
    マンションの床材としては、フローリング、カーペット、畳がポピュラーである(他に台所等の水廻りではクッションフロアーが多用されている)。効果的な防音床にするにはコンクリートスラブの厚さをチェックし、床構造(二重床、直床)とセットで床材を選定する必要がある。

対策

  • マンションをリフォームする際は、まず管理規約を調べ、使用可能な床材、管理組合の許可が必要か否か等を予めチェックしておく
  • いきなりリフォーム業者に相談するよりも、建築士等の第三者機関による相談会等を活用して各々の床材の特性等、一定の知識・情報の収集を先決したほうがよいかと思える。建材メーカーのショールーム等をおとずれ、実物を確かめておくことも役立つ。
    一定の情報を得た段階で、業者選定を始める。
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