2世帯・3世帯同居 (テーマ別リフォーム事例)
176歳の二世帯住宅
築176年の巨大な家を父親と三人で暮らすためのリフォーム。歴史を受け継ぐ覚悟と現代住居の快適性、省エネ性、安全性の取入れとが両立。梁を露わにした吹抜と、箱階段が生き生きしている。親戚にも喜ばれているのがよい。
構造 | 在来木造 |
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築後年数 | 176年 |
総工事費 | 3,480万円 (該当部分工事費 1,140万円) |
総工事床面積 | 238.65m² (該当工事面積 130m²) |
居住者構成 | 15歳以上65歳未満: 2人 65歳以上: 1人 ペット: 犬2匹 |
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- 一人暮らしの父親との同居(二世帯住居リフォーム)
- 前に屋根を葺き替えた際「文政13年」と刻印のある鬼瓦が見つかり改めて家の歴史を大切に継承していきたいと思った。
- 生活しやすく、快適に(採光、家事動線、設備の改善、車庫)。
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- 2階を子世帯にとお考えだったが、既存の軸組みを活かしつつ母屋を共用のLDKと施主夫妻の、離れをお父様のスペースとすることを提案。中庭からもデッキで結ぶ。
- 玄関を新設し、閉鎖していた棟門を本来の姿に。玄関代わりだった土間を鉄骨梁に入れ替えて車庫にした。
- 団欒の場となるLDは、梁を現わした吹抜け、高窓、障子窓で構成。風と光を室内に呼び込む。
- 水回りをまとめた回遊動線とし、和室以外はバリアフリー。
- ペアガラス、オール電化、温水式床暖房で快適かつ省エネ。
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この家で育った叔父、叔母も喜んでくれている。
設計者:三井ホームリモデリング (担当 冨井 保子)
施工者:三井ホームリモデリング担 (担当 高橋 秀夫)