趣味や嗜好を中心に考えて (テーマ別リフォーム事例)
NAKANO-AN 映画監督思索のための書斎空間
ありがちなマンションのリビングが、ミニマムでスタイリッシュなインテリアへ と変貌している。映画監督の家ならば「思索のための書斎空間」としてのユニー クでスピリチュアルな提案がもっとあっても良かったのでは?
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
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築後年数 | 27年 |
該当部分工事費 | 約1,200万円 |
該当工事面積 | 89.12m² |
居住者構成 | 15歳以上: 2人 |
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3LDKマンションの改装である。有名映画監督である施主が、日々の喧騒から逃れ、気持を集中して仕事に取り組めるような「小宇宙」としての書斎を図った。
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効率よい書架の配列をデザインのとりかかりとし、3列に並べた書架のおもて側は内容物を見せずすっきりとさせた。アクセントとしてのTOFU(トーフ)というヤマギワ製照明器具を一個ずつ配し「映写」を連想させるように工夫している。入り口踏み込みの半透明スクリーンはSUSワイヤーに樹脂コーティングしたものを用いている。
設計者:(株)JWA建築・都市設計 (担当 渡辺 純)
施工者:(有)加藤工務店 (担当 加藤 武仁)